印鑑の保管

日常生活の中で印鑑を使うことは頻繁にあり、成人であれば少なくとも1つは印鑑を所持しているものです。しかし印鑑の保管ということを、特に意識している人は余りいないかもしれません。まず印鑑の保管場所について見てみましょう。
「実印」と「銀行印」と「認印」は必ず別の場所に保管する必要がありますし、印鑑だけではなく、登記簿や通帳といった財産につながる重要な書類も印鑑とは別に保管することが必要です。これは保管の考え方における基本中の基本になります。
万が一、盗難などが起きた場合に自分の資産をいっぺんに失うリスクがあるからです。

 
次に、印鑑の材質によっては保管方法によって経年劣化を起こしたり、変質したりするものがあるため保管方法には気を遣いましょう。
印鑑を使った後にはこまめに朱肉をふくように心がけましょう。ティッシュなどでふき取ることでも良いのですが、時々はサラダ油などの植物性オイルでぬぐうとよりキレイにぬぐい取れます。印鑑を使った後にそのまま放置しておくと、朱肉が固まってしまいますが、印鑑の材質によっては朱肉によって印鑑が柔らかくなってしまうものもあるのです。時に目詰まりしてしまうこともありますが、そういったときには使用済みの歯ブラシでやさしく固まってしまった朱肉を取り除きましょう。

 
そして、印鑑は必ずケースに入れて保存します。材質によっては虫がついてしまうものもあるので、高温多湿にならない場所に防虫剤も一緒にして保管すると長く使い続けることができます。また、乾燥に注意が必要な材質もあります。